イロイロアタヨネ

オモイツイタコトヲ カイテイルヨ

1 たまが好きなんや〜

 バンドのたまに、ハマっています。中毒になるには、些細なことのようで、実は長年積み重ねられていて、それにやっと気付いたとでも言いましょうか。
 経緯はこうです。

【小学6年生頃】
 当時夢中のアーティスト目当てで見ていたMステの、あの頃のヒットソング特集だったかな、それにてたまの『さよなら人類』を知る。

 そして “はは〜ん、なんだこの曲‥この人たち‥。あのついたー!の人は何なんだ‥?ピアノの人なんか女々しいぞ‥こんな曲初めて聞くぞ‥なんだか気持ちが持ってかれるぞ‥” とまあ気づかぬうちに心は持ってかれ、脳裏に非常に強く焼き付いたわけでわす。
 強く焼き付いたのですが、特別ハマるわけではなく…ただ、それからのMステのヒットソング特集でよく見かけるたびに、“あっ、この曲♪良いよねぇ”とは思っていた。

【一気に飛んで2017年12月冬】
 アニマックスで、ちびまる子ちゃんの『わたしの好きなうた』という見たことのない劇場版がやっていてたので、興味本位で見ていた。この映画には実にユニークで独創性に富んだ楽曲が劇中歌として沢山挿入されており、その中で私は、まる子ちゃんとお姉さんが魚に乗って空を飛んでいるシーンの曲に心惹かれる。
 
 この時は いい曲だな、あとで調べよう と思ったけれど調べず💧あとあとハマりだした際、滝本さんの楽曲「星を食べる」だと知った。この時は驚いた。まあ詳細は後ほど。

【2018年1月の春休み後半】
 いつものようにYouTubeサーフィンをしていて、ふと動画の下の欄に[さよなら人類 柳原陽一郎]だったかな?そんなふうに書かれた見出しがあって、それとともに老いぼれたあの!!女々しいぞと感じだ男の姿があって。わっ、という好奇心のもとその動画を再生しだすとなんとまあ素敵な曲なんでしょう。真面目に聞いたことがなかったため、こんな曲だったんだなあと思いながら、その動画の下の欄の動画にさよなら人類の別の動画があって。しかも若いときの。老いぼれた柳原さんの、この動画のさよなら人類はなんだか少しアレンジされていて、若いときのアレンジされていないものが聞きたい!!とまあその一心で別の動画を再生した。

 そこからだね、一気にたまへズブッと入ったのは。若い頃の柳原さんの濃艶さったら… 今でこそたますべてのメンバーに心が行き届いているが、好きになった当時はもう柳原さん一筋だったね。今は、かなり滝本さんに浮気ちう(笑)

 また柳原さんはファッションが素敵で。古雑誌に掲載されている柳原さんのファッションがどれもセンス良くてスタイルにあっていて、特にベレー帽。こんなにも似合う人がいるのか、こんなにもベレー帽の魅力を最大に引き出せる人がいるのかと思ったよ。女の人でもあそこまでベレー帽のに合う人はいないねっ。
 そしてそれまで私の中でベレー帽という存在は、なんだかガーリーチック過ぎてて謙遜していたが、柳原さんの影響で3個も買っちまったよ(笑)好きな人のファッションに影響されやすい人なので、いつもこういうことが起こる‥ 今は滝本さんにハマりちうなので、滝本さんルックを目指しているのだが、滝本さんのシャツコーディネイトが私には似合わんのだ… あの襟が、私にはどうも似合わなくって‥早々から滝本さんルックは挫折をしている😅

話が外れたが、たまにハマって知った衝撃の事実が2つある。1つ、先程のまる子ちゃんの映画の劇中歌。当時はいい曲〜あとで調べよっと〜なんて思って放置していた曲が、YouTubeでたまの曲を散策しているときに見つかるではないか。こんなにも早く、また出会えるとは。この曲が、たまの滝本さんというかたの曲だったなんて。私の心はもうさよなら人類の頃から、まる子ちゃんの映画の頃からたまへと傾いていたのかと、なんだか感激してしまった。

そしてもう1つ。「ハオハオ」という曲を知っているだろうか?私が幼少の頃、よくNHKで流れていたものだ。そしてこれが、のちのしょぼたまが手がけた楽曲だと知ってさあ大変。また衝撃だった。なんと私は、幼少の頃からたまに心動かされていたのか!ハオハオは幼少の私にとってお気に入りの曲の1つだった。成長するにつれて、楽曲そのものは忘れていたが、聞くと蘇る当時の懐かしい気持ち。それが、たまの曲だったなんて。

この2つの事例により、私の心はもうがっちりと、たまはと固定されてしまった。



これらが私のたまとの出会いとその後。
今はただ、京都の3たまを待つばかりだ。